「HD 5830のベンチ結果」、「SATA 6Gbps対応SSDが販売開始」、「100年使える長寿命SSDが登場」、他
[ベンチマーク] 「Radeon HD 5830」の性能は「GTX 275」と同じぐらい?
昨日掲載した「IT168.com」さんの「Radeon HD 5830」の記事に、ベンチマーク結果が追加されています。ゲームタイトル(NVIDIAに最適化されているタイトルもあり)のベンチマークが多いので一概には言えませんが、おおよそ「Geforce GTX 275」と同程度の性能とみて良さそうです。→ 「IT168.net」(中国語サイト)の記事
ATIのラインナップの中では「HD 5850」よりは、「HD 5770」に近いスコアとなっています。このあたりは、最終的なスペックでSP数が「HD 5850」の8割ではなく7割とされたこと、また、ROPsが半減され16ROPsとされたことが大きく影響してしまっているようです。
「Radeon HD 5830」の最終的なスペック↓
1120sp、800MHz、1000/4000MHz、16ROPs、56TMUs、25/175W(補助電源:6pin×2)
正式な発表は明日(2/25)と言われていますが、投入当初の価格は割高になってしまう事を考えると、当面は『性能面では「HD 5850」に及ばず、コストパフォーマンスでは「HD 5770」に勝てない』という状況になってしまいそうです。(しかも、最高温度が91℃とか爆熱っぽいしw) 期待していたチップだけに、少々残念です。。
まあ、「Geforce GTX 275」を買うなら、DirectX 11対応のコッチ、という部分ではたしかにATIの思惑どおりなのでしょうが・・・。 (´ε`;)ウーン…
[新製品] SATA 6Gbps対応SSDが予約販売開始

以前お伝えした、SATA 6Gbpsに対応したCrucial(Micronのコンシューマ向けブランド)製の2.5インチSSD「Crucial RealSSD C300」の予約販売がツクモeX.で開始されたようです。
シーケンシャルリードが355MB/secと、SATAモデルの中では最速となります。チップは34nm版MLCで、コントローラーは初登場となるMarvel製。価格は128GBモデルの「CTFDDAC128MAG-1G1」が41,980円、256GBモデルの「CTFDDAC256MAG-1G1」が69,980円。
→ 「ASCII.jp」さんの記事
→ 「アキバ総研」さんの記事
→ 「AKIBA PC Hotline」さんの記事
[新製品] CORSAIR、2.5インチ新SSD
2月20日、CORSAIR国内正規代理店のリンクスインターナショナルより、2.5インチSATA3GbpsインターフェイスのSSD「REACTORシリーズ」、「CSSD-R60GB2-BRKT」(60GB)、「CSSD-R120GB2-BRKT」(120GB)の2モデルが発売されました。価格は、60GBが22,480円前後、120GBが43,700円前後。コントローラーチップにJMicron「JMF612」を、MLCタイプのNANDフラッシュにIntel社製を搭載し、128MBのキャッシュメモリを実装。データ転送速度は60GBモデルが最大読込250MB/sec、最大書込速度110MB/sec、120GBモデルが同250MB/sec、170MB/sec。 Windows 7のTrimコマンドにも対応。
→ 「エルミタ秋葉原」さんの記事(ベンチマーク結果も)
ランダム4k Writeでは、Intel製SSDには遠く及びませんが、体感的には(日常使用では読み込み速度が影響してくる場面が多いので)さほど差が無いかもしれません。
価格次第では、現在、独壇場となっているIntelの「X25-M(80GB)」と「X25-V(40GB)」の間を縫うラインナップで、良い対抗馬となれるかも?
と、思いきや、下のニュースが・・・。 技術の進歩に付いて行けませんw
[トピック] 100年使える?! 長寿命SSDが登場
SanDiskは、北アメリカおよびヨーロッパ市場において、平均故障間隔(MTTF)が従来のHDDに比べ最大6倍!という長寿命を誇る2.5インチSSD「C25-G3」シリーズを発表した。SSDのランダム書込速度を100倍以上に向上させる可能性を持つという独自技術「ExtremeFFS」アルゴリズムの採用がこの長寿命化のキモのようです。インターフェイスはSATA3Gbps、MLC型NANDフラッシュ搭載。Windows 7のTrimコマンド対応。最大読込速度220MB/sec、最大書込速度120MB/sec。10年間保証。
日本での発売はまだアナウンスされていないものの、市場想定売価が60GBで230ドル、120GBで400ドルと、意外と現実的な価格設定となっています。
→ 「エルミタ秋葉原」さんの記事
SDDの唯一の欠点であった耐用年数の問題をクリアしたというニュースは大きいです。
高速かつ無音で、対衝撃性にも優れ、低消費電力(=低発熱)なSSDですが、それに加え、耐用年数もHDDを上回ることになれば、残りの課題はほぼGB単価だけという事になります。
HDDが消えるのも、案外近い将来なのかもしれません。。。 (;^ω^)ブヒ
(MicrosoftのSSDにおける速度低下の回避策として採用されているTrim機能が、原理的にRaidに対応できないという問題があるので、エンタープライズ市場ではまだHDDの情報保全性に優位性はありますが。)
[ニュース] 「GPU-Z 0.3.9」がリリース
GPUモニタリングフリーソフトの定番、「GPU-Z」の新しいリビジョン(0.3.9)が公開されています。Clarkdale、Arrandaleおよび、HD 5830、5770、5750、5670などを新たにサポート。また、HD 5000系の幾つかのモデルにて、デフォルトクロックおよびリアルタイムモニタリングが不正確だった不具合等が修正されたようです。
→ 「TechPowerUp」(ダウンロードページ)
んでは、また~^^ノシ